tel.06-6645-5333
平日/11:00~19:00
土日祝/9:00~21:00(火曜・水曜定休)

Blogブログ

2022.12.23(金)

  • お料理・ドリンク

なぜ冬になると食材が美味しくなるのか?

皆様こんにちは!

モンサンミッシェル大聖堂のキッチンからお届けします。

 

12月に入り本当に寒さが本格的になってまいりましたが、キッチンにいる限り寒さをしのげます(笑)

無駄にお湯を沸かしたり、、。

おうちでお鍋したりすると温まりますね。

 

では、、今回はなぜ冬になると食材が美味しくなるのか?をご説明させて頂きます

お野菜に関しては

冬になると当然気温が下がります。冬に旬をむかえる食材は、成長が遅くなり、育つまで時間がかかっちゃいます。

時間がかる分、ゆっくりと大地のミネラルをたっぷり蓄えて育ちます

そして、野菜は寒くなって凍ってしまうと細胞が壊れてしまう為、凍らない様にでんぷんを糖に変えて自分の細胞を守ります

その野菜は糖分が増えている為、甘みが増し美味しくなるという仕組みです。

お野菜も冬を必死に乗り越えようと頑張っているんですね!!

 

では、お魚は??

冬の魚は脂がのってるってよく聞きますよね。

脂がのる理由の一つは、海水温が下がることで、が寒さから自らの身を守るために脂肪を蓄えることにあります。 海水温が下がるにつれてこの脂肪は増え蓄えられていきます。

だから 私達が普段よく使う「脂がのって美味しい!」という状態になるのです。

お魚も必死に冬を乗り越えようと頑張っているのです。

冬の食材が、こんな風に美味しくなる仕組みを知っていると、食べた時に感じることも違うかもしれませんね。

 

ちょっと難しくなりましたが、、簡単に言えば、、冬の食材は“美味しい“です!!

 

では今回はこの辺で、、。

寒い冬を温かい料理で乗り切ってください。

 

モンサンミッシェル大聖堂

キッチンからお届けいたしました。

ブログ一覧