2022.12.23(金)
- お料理・ドリンク
なぜ冬になると食材が美味しくなるのか?
皆様こんにちは!
モンサンミッシェル大聖堂のキッチンからお届けします。
12月に入り本当に寒さが本格的になってまいりましたが、キッチンにいる限り寒さをしのげます(笑)
無駄にお湯を沸かしたり、、。
おうちでお鍋したりすると温まりますね。
では、、今回はなぜ冬になると食材が美味しくなるのか?をご説明させて頂きます
お野菜に関しては
冬になると当然気温が下がります。冬に旬をむかえる食材は、成長が遅くなり、育つまで時間がかかっちゃいます。
時間がかる分、ゆっくりと大地のミネラルをたっぷり蓄えて育ちます。
そして、野菜は寒くなって凍ってしまうと細胞が壊れてしまう為、凍らない様にでんぷんを糖に変えて自分の細胞を守ります。
その野菜は糖分が増えている為、甘みが増し美味しくなるという仕組みです。
お野菜も冬を必死に乗り越えようと頑張っているんですね!!
では、お魚は??
冬の魚は脂がのってるってよく聞きますよね。
脂がのる理由の一つは、海水温が下がることで、魚が寒さから自らの身を守るために脂肪を蓄えることにあります。 海水温が下がるにつれてこの脂肪は増え蓄えられていきます。
だから 私達が普段よく使う「脂がのって美味しい!」という状態になるのです。
お魚も必死に冬を乗り越えようと頑張っているのです。
冬の食材が、こんな風に美味しくなる仕組みを知っていると、食べた時に感じることも違うかもしれませんね。
ちょっと難しくなりましたが、、簡単に言えば、、冬の食材は“美味しい“です!!
では今回はこの辺で、、。
寒い冬を温かい料理で乗り切ってください。
モンサンミッシェル大聖堂
キッチンからお届けいたしました。